SECRETARY APP PROJECT 2026

秘書アプリ開発
機能の追加

既存のアプリに新しい機能を安全に追加する手順、ダッシュボードと連動した週次の振り返り機能の実装、機能追加に伴う不具合発生時のClaude Codeへの対処法

対象:秘書アプリのデザインを一通り整えた方 / 秘書アプリ開発カテゴリ 第4回

はじめに

ここまでで、秘書アプリの土台となる機能とデザインが整いました。今回は一歩進んで「新しい機能を追加する」ときの考え方を学びます。すでに動いているアプリに手を加えるので、これまでの機能を壊さないよう、少し丁寧な進め方が必要になります。

具体例として、1週間の活動を振り返れる「週次振り返り機能」を実際にダッシュボードへ追加しながら、機能追加の基本の流れを身につけます。あわせて、追加作業中に不具合が起きてしまったときの、落ち着いた対処法も押さえていきましょう。

1機能追加のシンプルな手順
動いているアプリを壊さずに、新しい機能を安全に追加していく基本の流れを知ります。
2週次振り返り機能の実装
ダッシュボードと連動して、1週間の活動を振り返れる機能を実際に作ってみます。
3不具合が起きたときの対処法
機能追加中にエラーや表示崩れが起きても、慌てず解決できる伝え方を身につけます。
1

既存のアプリに新しい機能を追加するシンプルな手順

まずは「今の状態」を一緒に確認してもらう

新機能の話をする前に、Claude Codeに今のアプリの状態を確認してもらうのがコツです。「今の◯◯機能はそのままに」と一言添えるだけで、既存の部分を壊さない前提で作業を進めてくれます。

💡
「今のまま残す部分」を先に伝える

新しく作る部分だけでなく、「変えたくない部分」も一緒に伝えると、意図しない変更を防ぎやすくなります。

追加したい機能を「目的」から伝える

機能の伝え方に正解はありませんが、「何のために使うか」という目的まで伝えると、Claude Codeが意図をくみ取りやすくなります。

伝え方
ざっくり伝える「1週間の振り返りができる機能がほしい」
使う場面を添える「毎週日曜の夜に、今週何をやったか振り返りたい」
見たい情報を添える「完了したタスクの数と、書いたメモの件数を見たい」
機能追加を依頼する
秘書アプリに新しい機能を追加したい。1週間の終わりに、今週やったことを振り返れるようにしたい。
今のメモ機能やタスク機能はそのまま使えるようにしてほしい。
現在のメモ・タスク機能はそのままに、ダッシュボードへ「週次振り返り」セクションを追加します。今週完了したタスクの件数と、書いたメモの件数を表示する形でよいでしょうか?

基本の4ステップ

機能追加は、次の4つのステップで進めると迷いにくくなります。

1
やりたいことを伝える

追加したい機能の目的と、使う場面を伝えます。

2
現状の確認と提案を受ける

Claude Codeが今のアプリの状態を確認し、実装方法を提案してくれます。内容を確認してからお願いしましょう。

3
実装してもらう

提案内容に納得したら、実際に機能を作ってもらいます。

4
実際に触って確認する

できあがった機能を操作し、気になる点があればそのまま伝えます。

一気に全部お願いしない

大きな機能ほど、小さく分けて追加し、都度動かして確認する方が安全です。「まずは表示だけ」「次に集計処理」のように段階を分けましょう。

2

ダッシュボードと連動した週次の振り返り機能の実装

どんな機能か

週次振り返り機能とは、1週間の活動(完了したタスクの数や、追加したメモの件数など)をまとめて表示し、ダッシュボードの一部として振り返れるようにする機能です。

今のダッシュボード

今日のタスク件数だけが表示されている状態。1週間単位の傾向は分からない。

週次振り返りを追加した後

今週の完了タスク数・追加メモ数・先週との差分がひと目で分かる。

表示したい内容を伝える
週次振り返りのセクションには、今週完了したタスクの数と、今週追加したメモの件数を出してほしい。
あと、先週と比べて増えたか減ったかも分かると嬉しい。
今週の完了タスク数・追加メモ数に加え、先週との差分を矢印つきで表示するようにします。ダッシュボードの下に新しいカードとして追加します。

表示するタイミングを決める

週次振り返りは、常に表示する方法と、必要なときだけ表示する方法があります。使い方に合わせて選びましょう。

表示のしかた特徴
常に表示いつ開いてもすぐ振り返れる。ただし画面の情報量は増える
週の節目だけ表示日曜や月曜だけ表示。振り返りに集中しやすい
ボタンを押した時だけ表示普段はすっきり、見たい時だけ開ける
表示タイミングを相談する
週次振り返りは毎日出しっぱなしだとうるさい気がする。見たい時だけ開けるようにできる?
「今週の振り返りを見る」というボタンを追加し、押したときだけ開閉するパネルとして表示するようにしました。

動かして確認する

実際のデータがまだ少ない場合、Claude Codeにテスト用のデータを入れてもらうと、完成イメージを早く確認できます。

💡
「仮のデータで見せて」も頼める

「まだタスクが少ないので、仮のデータで週次振り返りの見た目を確認したい」と伝えれば、テスト用のデータを入れて表示を確認させてもらえます。

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機能追加に伴う不具合発生時のClaude Codeへの対処法

機能追加でよくある不具合

新しい機能を追加すると、まれに既存の部分に影響が出ることがあります。よくある症状を知っておくと、落ち着いて対応できます。

症状原因の傾向
前まで動いていた機能が動かなくなった新機能と既存機能のコードが干渉している
画面の一部が崩れて表示される新しいセクションのレイアウトが既存部分に影響している
保存や更新をしてもエラーが出るデータの受け渡しの形式が合っていない

症状を伝えるときの3点セット

💬
「症状」「いつから」「直前に何をしたか」を伝えるだけでいい

原因を自分で特定する必要はありません。この3つを伝えれば、Claude Codeが原因を探して直してくれます。

不具合を伝える
さっき週次振り返り機能を追加してもらってから、タスクの完了ボタンを押しても反応しなくなった。
振り返り機能を追加する前は普通に押せていた。
原因を確認します。週次振り返りの集計処理が、タスク完了時の処理と競合していました。修正し、完了ボタンが正常に反応するようにしました。

「元に戻す」という選択肢

原因がすぐに分からない場合は、無理に直そうとせず、機能を追加する前の状態に一旦戻してもらうのも有効な手段です。落ち着いてから、あらためて依頼し直せば問題ありません。

変更前の状態に戻す
さっきの週次振り返り機能を追加する前の状態に一旦戻してほしい。落ち着いてからもう一度お願いしたい。
週次振り返り機能を追加する前の状態に戻しました。既存のメモ・タスク機能は問題なく動作しています。
慌てて自分で直そうとしない

コードを自分で書き換える必要はありません。見えている状況をそのまま伝えるだけで、Claude Codeが対応してくれます。

機能追加は「壊さない工夫」と「伝え方」で、誰でも進められます。
小さく追加して都度確認する、不具合が出たら症状をそのまま伝える——この2つを意識すれば、安心して秘書アプリを育てていけます。

この章の確認チェックリスト

既存機能を壊さない前提で、新機能の依頼ができた
週次振り返り機能をダッシュボードに追加できた
表示するタイミング(常時/節目/ボタン)を選べた
不具合が起きたときに症状・いつから・直前の操作を伝えられた
必要なら「元に戻す」選択肢も使えると理解した